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代表者印の「開始点」とは

初めて会社の実印である代表者印を作成するためにご来店されるお客様から受ける質問のひとつです。

代表者印の「開始点」はどんな意味があるの?

開始点とは代表者印の二重丸のうち外側に彫刻する会社名の先頭の文字の前についている・(ナカグロ)のことです。
結論を先に申し上げれば
「深い意味はございません」
となります。

開始点の説明画像あえて言うならば
この・(ナカグロ)がついている方向が上ですよ
ここから社名が始まりますよ
ぐらいのものです。

当店では会社実印(代表者印)を作成されるお客様に開始点を入れるか入れないのかをお尋ねしています。
この意味をご存知の方は何の問題もないのですがご存知でない場合、説明をさせていただき決定してもらっています。
では会社の実印にこの開始点が入っている割合はどのくらいかというと、当店の作成実績として8割くらいのお客様が実印に開始点を入れておられます。

しかし中には文字の画数を考慮して社名をお決めになられているお客様もいらっしゃいます。
せっかく吉数になるように社名を決めていても開始点が入ることにより1画増えます。
このために吉数が吉数でなくなることも考えられます。
それを嫌がって「そんなたいした意味もないのなら開始点は入れない」という判断をされるお客様もいらっしゃいます。

あともうひとつの考え方として文字数があります。
例えば「株式会社 幸福インターナショナルコーポレーション」という文字数の多い会社と「株式会社 幸福」という文字数の少ない会社を比較してみます。
両者を同じ18ミリ丸のスペースの中に入れること自体に無理があるといえばそれまでですが、後者の場合社名が6文字で作成された会社の実印はスキマが多く、なんとも締まりが良くありません。
こんな時に開始点を入れて1文字分増やし、見栄えを少しでも良くするということも考慮するだけの価値があります。

なお、会社の銀行印を作成する場合においてもこのページでの実印作成の場合と同様です。

法務局で代表者印として登記・登録する場合も、銀行等の金融機関で銀行印として登録する場合も開始点に関する規定はありません。
つまり開始点の有無は登録の上での要件になっていないわけです。
お客様の判断で開始点を入れるのか入れないのかを決めていただければよろしいかと思います。

ちなみに当店(西高蔵印章店)の代表者印には開始点は入っておりません。
「どうして入れなかったの?」って気になっちゃいますよね?
その理由は代表者印を作成した当時では文字画数を意識していたからです。
開始点が入ることにより1画増えてしまうのがいやだったからです。
しかし現在では事業の成功・失敗は画数で決まるものではないという考えになっています。

 

 

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