実印等の印鑑やゴム印、名刺を作成して販売するのがはんこ屋。
お客様の氏名をお聞きしないことには実印や銀行印を作成することは出来ません。
長年この仕事をしていると注文書に書かれた氏名を見てすぐにピンときます。
「あっ、このお客様は名前を変えているな」って。
何度かご来店されてお客様との親密度が高まった時にたまにお聞きすることがあります。
するとほとんどの方が「名前を見てもらったら画数が悪いので変えている」と答えます。
さてここから本番です。
ところがしばらくしてまた元の名前に戻るお客様がとても多いのです。
その理由をお尋ねすると・・・
ダントツで多いのが「何も人生が変わらないから」です。
次に多いのが「役所関連の書類では本名でないと通らない場合がたびたびあり、なにかと不都合」です。
1も2も名前を変えたことによって病気や怪我から解放されたり、人間関係が改善されたり、お金の心配がなくなれば、少々不便でも新しい名前で行くはずです。
ところがそれだけのメリットがないから元の本名に戻してしまうわけです。
もちろん改名をされてすばらしい人生を送られている方も当店のお客様の中におられます。
当サイトのこちらのページも参考にしてください。
ではどうして画数の悪い人の人生がうまくいかなくなっているのでしょうか?
ちょっと怪しい書き方になりますが・・・、(全然怪しくありませんよ)。
名前は変わっても意識が変わっていないからその人の人生で起きる現象は何も変わらないのです。
ここでいう意識とは潜在意識のことであり私たちが日常生活の中で頭で考え、理解している顕在意識のことではありません。
この両者は100人と1人で綱引き競争をしているようなもので力の差が歴然としていることがすでにわかっております。
100人が潜在意識、1人が顕在意識です。
これだけ力の差があったら勝負になりませんよね。
私はこの分野においては専門家ではありませんからこれ以上のことは書きたくても書くのをやめておきます。
現代はインターネットを使いどれだけでも無料で情報が取れる時代ですから興味のある方は勉強されることを強くオススメします。
「仕事がうまくいく方法」とか「素敵なパートナーに出会う方法」「金運に恵まれる方法」などあれこれと小手先のテクニックを身につけるよりまずはこのことがわかってないと何事もうまくいかない可能性が大きいと思います。
このことが理解できれば(はんこ屋の経営者が本来は言うことではないですが)立派な印鑑を買えば運勢が上がるなどということが迷信であるということがわかることでしょう。
そして名前の画数が良くても悪くてもさほど気にすることはないということです。
画数を気にすることのほうがずっと悪い結果を引きよせているのだと思いますよ。
画数が良くても人生がうまくいかない人もいます。
また逆に画数が悪くてもうまく行ってる人もたくさんおられます。
要するに名前の画数だけでその人の運勢が決まるというものではないというのが私の見解です。
印鑑屋をやってるとその業務の性質上、社長さんの画数や経営されている会社名の画数と業績などの結果との関係がある程度わかってしまうのです。
しかしその傾向があるというだけで絶対ではありません。
両親が精一杯考えてつけてくれた名前のはずです。
名前のせいにするのではなくちょっとした考え方の変化で人生をどのようにでも持っていけると私は思っています。