会社勤めをしているといろんな場面で印鑑を使うことと思います。
たとえば稟議書に認印を押すなど・・・。
この時にはんこの押し方ひとつでごちゃごちゃ言う難しい上司もいるかもしれません。
あまり神経質になる必要はありませんが(少なくとも私はそう思っています)、それでは通らない時を想定してこのページを読んでくだされば幸いです。
下記に①(社長)から⑤(担当者)まで5人の印影があるとします。
この5人の印影で問題のあるはんこの押し方をしている人・問題のある印鑑を使用しているのはどれくらいあると思いますか。
誰のはんこがどういう理由で正しいとか間違っているとかを考えてみてください。
⑤の池田さんはちょっと問題があるというのはすぐにわかると思います。
そうです、印影が枠から飛び出していることです。
私なら⑤の池田さんもOK!にしちゃうのですが・・・(笑)。
⑤以外に問題のある捺印はどれかというと③の濱田課長と④の堀部係長です。
「えっ、何が問題あるの?」って思われた方は正常だと思います。
印影がかすれているわけでもないし、二重押ししてるわけでもないし・・・。
順番に見ていきましょう。
③の濱田課長は少し右に傾いて捺印されています。
この右に傾いているのが問題とする人がいるようなのです。
①や④のようにまっすぐに押されていれば理想的なんでしょうが、あえて傾けるとすれば上司に対し「(敬意を払って)お辞儀をしている」ように見える②の山東部長が正しい押し方とこだわるとても気難しいことを言う人もいるようです。
まるで都市伝説ですね(笑)。
では次に④の堀部係長を見てください。
堀部係長の場合、枠内に傾くことなくまっすぐハッキリと捺印されています。
したがって印影自体に問題はないのですが、印鑑の大きさが上司の部長や課長よりも大きいのが問題となることがあります。
そんな些細なことにも気を配らないと上司が気分を害するの?って思うのですが、はんこ屋で印鑑を売っているとこういう理由で小さいサイズの印鑑を買いにくるお客様がおられるのですよ。
(まとめ)
このページに書かれていることはあまり神経質になる必要はないと考えています。
普通の人にとっては気にならないことも印鑑の使い方ひとつにも敏感に反応する人もいるというだけのことです。
⑤の枠からはみ出している例はあまりにも仕事に対する誠実さに欠けていると思われるかも知れません。
しかしそれ以外ならさほど気にすることではないのでしょうか。
はんこの押し方ひとつに余分な神経を使うより仕事そのものに傾注され、素晴らしい業績を出してくださいね。